新型コロナウィルス感染症の勢いがなかなかおさまらない。連日の過熱気味の報道もあって心配するなといわれても心配になる。豪華客船で感染者が出てその検査に当たった検査官まで感染した・・・ということでますます心配になる。
あんまり話題にはならないが、出入国在留管理局に在留資格「短期滞在」で上陸している旅行者がたくさんやって来ている。本来、「短期滞在」は延長することができないのが原則だが、新型コロナウィルス感染症の影響で帰りの飛行機が運行を停止した・・・とかいうようなことになると「帰国することができない合理的理由がある」ということで例外的に在留期間を延長してもらうことができる場合がある。そのようなことで、出入国在留管理局に旅行者がダメモトの者を含めてたくさんやって来ているわけだ。入管職員としては、新型コロナウィルスの感染者かも知れない外国人と顔を突き合わせてあーでもないこーでもないと朝から晩までやりとりをしているわけで、これら職員の仕事ぶりはどうみても「濃密接触」に部類すると思う。仕事とはいえ気の毒な話であるな。