Dr. 千鳥橋伝法の事件簿

Dr. 千鳥橋伝法(どくたー・ちどりばし・でんぽう)は医師ではない。森羅万象、細かいことがイチイチ気になって仕方がない法律専門職のおっさんである。

ブルータス、お前もかいな

 ポリコレがよき伝統文化や慣習を凌駕してしまったのだろうな。

 もちろん、当事者のお気持ちは分からんことはないし、裁判所の判断はたぶん論理的なのだろうと思う。しかし、最高裁判所の判断とはいえ、さすがに「はいさよか」と受け入れるのは容易ではない(沖縄県の例の知事みたいで嫌やけどな)。前の合憲判断から4年しかたっていない。この4年の間に、判例変更をせにゃいかんほどに国民・市民のお気持ちや意識が何かガラッと変わったかなぁ?

 LGBT理解増進法みたいなのも成立してしまっているし、これからは銭湯や温泉旅館などは事業が成り立ちにくくなっていくのでしょうな。ギスギスして息苦しい世の中になるのだろう(-_-;

裁判所
令和2(ク)993 判例結果詳細 性別の取扱いの変更申立て却下審判に対する抗告棄却決定に対する特別抗告事件
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=92446

平成30(ク)269 性別の取扱いの変更申立て却下審判に対する抗告棄却決定に対する特別抗告事件
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=88274