Dr. 千鳥橋伝法の事件簿

Dr. 千鳥橋伝法(どくたー・ちどりばし・でんぽう)は医師ではない。森羅万象、細かいことがイチイチ気になって仕方がない法律専門職のおっさんである。

妹、後にす

 花の形をした寄生虫による食中毒。ヒラメの刺身などであたることがあるようだ。

ハザードラボ (2019年11月28日 11時52分)
花の形の寄生虫「クドア」ヒラメのカルパッチョで食中毒 富山県のレストラン
https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/3/2/32192.htm

 海の魚の寄生虫であたるといえば「アニサキス」をすぐに思いつく。あれは割と大きいので目につくんやけどね。一方、こちらの「クドア」というのは、大きさが約10μmくらいだそうでこれは肉眼では見えない。魚の養殖の仕方で寄生を減らすことはできるようだ。調理の仕方では一定温度で加熱することで食中毒を防止することができるようではあるが、刺身だと実質的に防ぎようがないとゆーことかな。

厚生労働省
クドアによる食中毒について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000133250.html

農林水産省
ヒラメを介したクドアの一種による食中毒Q&A
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/f_encyclopedia/kudoa_qa.html