Dr. 千鳥橋伝法の事件簿

Dr. 千鳥橋伝法(どくたー・ちどりばし・でんぽう)は医師ではない。森羅万象、細かいことがイチイチ気になって仕方がない法律専門職のおっさんである。

下手(したて)に出るが吉

 例の事務所近くの工事現場であるが、いよいよコンクリの打設がはじまったようで、もう違う業者が入って作業しているようだ。したがって、前の業者の、通行人に対する「おはようございますっ」の挨拶はなくなっている。

 大きな機械や車両が現場に入るので、歩道の通行を規制しているわけだが、警備員の誘導やことば使いが「荒い」ようで、何かキツいことをいわれたのか、自転車のおねぇさんがブチキレて警備員に食ってかかっていた(^_^;

 普段は普通に通ることができるところを規制されるわけだから、通行者としては気分はよろしくない。そこへ、知らんおっさんからキツいことをいわれたら、そら、腹立つわな。

 警備員も仕事がたいへんだろうけど、近隣住民や通行者を怒らせたらくだらない仕事が増えるだけである。徹底的に穏便に下手に出て、とにかく徹底的にトラブルを避けるのが妙手であろうと思う。