Dr. 千鳥橋伝法の事件簿

Dr. 千鳥橋伝法(どくたー・ちどりばし・でんぽう)は医師ではない。森羅万象、細かいことがイチイチ気になって仕方がない法律専門職のおっさんである。

Super Duper Dadada

 2月17日の報道によると「高度人材の受入れに係る新たな制度の創設」が決定されたとのことである。報道は、よく理解もせず垂れ流し的に書いているのが散見され内容がエエ加減なので、正確な内容を知るためにはソースを確認しなければダメ。「永住権」みたいなことを平気で書くし。わが国には「永住権」の制度はないんやで。いずれにしても、法律専門職は報道を真に受けたら命とりなのである(^_^;

 首相官邸のサイトで「高度外国人材の受入れに係る新たな制度の創設について(案)」とゆーのを発見。どーも、これのことのよーだ。

 みてみると「特別高度人材制度及び未来創造人材制度の創設」と仰々しくある。んで、これの英語がマジでスゲェーわ、 「Japan System for Special Highly-Skilled Professionals」とな。

 こここまでやっても高度外国人材が集まらなんだら(実際、集まるはずないけどな)、次は、「Super Special Highly-Skilled Professionals」、形容詞がどんどん増えていくんやでぇ(^_^; んで、その次は「Extra Super Special Highly-Skilled Professionals」、んで、さらにその次は「Ultra Extra Super Special Highly-Skilled Professionals」、などとなっていくのでありましょうな\(^o^)/

 まぁ、しかし、こんなの起案させられている法務省の職員さんが気の毒でならんわ。