Dr. 千鳥橋伝法の事件簿

Dr. 千鳥橋伝法(どくたー・ちどりばし・でんぽう)は医師ではない。森羅万象、細かいことがイチイチ気になって仕方がない法律専門職のおっさんである。

モンスター・シロート

 某許可関係の事務処理のため、電車に揺られて某役所へ行ってきた。

 某役所の事務所入口に視認しやすいように色分けして「150」「160」「170」「180」と目盛が表示されているのを発見。ちょっと前にはこんなんなかった。

 窓口職員に「あれって、ヤバいお兄ぃさんが入ってきて暴れたりして、警察に通報するときに人相風体を説明するのに身長の目安にするために貼ったんやろ?」って聞いたら、「プッ」と小さく噴いてから「はい、不審者対策ですね」と説明してくれた。同職員さんによると、こちらの事務所で働きはじめて6月ほどになるがいまだヤバいお兄ぃさん等には遭遇してないとのことであった。

 同職員さんに対し、「あなた知らんやろけど、前はチンピラみたいなのとか、●●の職員だか組合員だか何か知らんけどミラーのサングラスをバチバチにきめてメッサ怖い言葉づかいするお兄ぃさんとかがしばしばやって来ては、テーブルをバンバン叩いたり職員に向かって怒鳴ったりしとったんやでぇ(^_^;」と数年前までの目撃事例を説明してあげたら、「へぇ、そうなんですかぁ」と驚いていた。

 最近は「行政対象暴力」とゆーことで躊躇なく通報する傾向があるからか、窓口で暴れる者は減ったのかも知れませんなぁ・・・まぁ、今どき暴れるのって業界関係者ではなくてモンスター何とかみたいなシロートさんの方が多いのかも。シロートさんは後先考えんと暴れたりしますのでねぇ。最近話題の「カスハラ(カスタマー・ハラスメント)」の一種とゆーことでしょうか。

 まぁ、いずれにしても、暴力はいけませんね。