Dr. 千鳥橋伝法の事件簿

Dr. 千鳥橋伝法(どくたー・ちどりばし・でんぽう)は医師ではない。森羅万象、細かいことがイチイチ気になって仕方がない法律専門職のおっさんである。

まだ「人材育成」みたいなきれいごとゆーとんのな

技能実習制度を廃止し、人材確保と人材育成を目的とする新たな制度の創設を検討すべきである。

 「廃止」とゆーてはいるけど、内容的にはあんまり変わらんみたいな印象であるな(^_^;

出入国在留管理庁 (2023年4月10日)
技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議(第5回)
https://www.moj.go.jp/isa/policies/policies/03_00033.html

 技能実習生を求めている大半の企業は、本音は単純に「安価な労働力」が欲しいだけで、「外国人労働者の技能」みたいなややこしいモンを求めてない。
 よって、細かい要件(厳し目の)は専門家の先生方にご検討いただくとして、在留期間「1年」で、1回だけ「在留期間更新」をはさんで全「2年」で確実に帰らせる(延長なし)のがよい。再び本邦において働きたければ「半年」程度以上のインターバルをとって、また「新規」で来てもらえばエエやん。要は、悪さをせん外国人労働者限定の「出稼ぎ」ビザみたいなのがよほどマシ。
 ヌルいことをゆーてると、ブタが盗まれただのモモが盗まれただの、あげくは、強盗に襲われたの市民がタタキ殺されたのと、わが国の地域社会が荒れて痛むことになるだけ。